直列回路における電気抵抗と,電流がつくる磁界につい
て、次の実験を行った。 ただし, 抵抗器とコイ ル以外の
電気抵抗および, 地球のもつ磁気の影響は考えないもの
図1
抵抗器R
コイルP
とする。
【実験】図1に示した回路図にしたがって回路をつくった。
コイルPは,エナメル線を巻いてつくったもので箱に差
し込んである。図1中のa, bはコイルPが箱の上面と交
わる部分である。 a, b間の真ん中の位置Xに磁針を置き,
電圧を一定にして電流を流しながら磁針を移動させて磁
界のようすを調べた。 図2は, 実験において電流を流した
ときの磁針のようすを真上から見たときの模式図であり、
a, b, Xの位置関係を示している。 Yは磁針をaを中心
に時計回りに移動させていき, 移動し終わったときの位置
を示している。
コイルP
エナメル線
a
b
図2
b
Y
|から最も適切なものを1つずつ選び, 記号で答えなさい。
(1) 次の文中の
実験において, コイルPの箱より上の部分を流れる電流の向きは①.ア a→b
イ b→al である。 磁針を図2のXからYまでAを中心に時計まわりにゆっくり移
動させていくとき, 磁針のN極の指す向きは② ウ 時計回り
の方向に動く。
エ 反時計回り
(2) 次のア~エのうち, 図2中のYの位置に磁針があるときの磁針のようすを図2中にかき
込むものとして最も適しているものを1つ選び, 記号で答えなさい。
ア
イ
ウ
エ
〈大阪府)