(8) 溶媒の凝固点と溶液の凝固点の差を凝固点降下度という。 凝固点降下度も沸点上昇度と
マイナス
同様に溶媒 1kgあたりの溶質粒子の個数に比例する。 酢酸(CH3COOH)120gを水1.00kg に
溶かしたところ, 凝固点が - 3.700 ℃になるはずのところが、実際は -2.775℃になった。
これは、酢酸の一部の分子が会合し,酢酸 2 分子が1分子であるかのようにふるまうため
である (図4)。 凝固点が-2.775℃のとき, もともと
の酢酸の何%が会合したか。 答えが小数になる場合
は, 小数第1位を四捨五入して整数で答えよ。
H-O
=0
CH3-C
...
O-H...
EC-CH3
図4 酢酸の会合(CH COOH)2