次の実験について, あとの各問いに答えなさい。
(5点)
(実験〉運動のようすを調べるために,高さが一定で斜面の傾きだけを変えることができる装置,台単A。
滑車を用い,次の①~③の実験を行った。ただし, 質量100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nと
し、台車と斜面の間やひもと滑車の間のまさつ力は考えないものとする。また. ひもは伸び縮みしないも
のとし、その重さは考えないものとする。
0 図1のように, 質量 100gの定滑車を用いて, 質量がわからな
い台車Aと質量300gの物体Bをひもでつないだ。斜面の角度X
が20度のとき,台車Aと物体Bは静止したままであった。そこ
で,台車Aを斜面に平行な下向きに手で引いて, 物体Bを10cm
図1
定滑車1V
XN
台車A-
持ち上げた。
② 実験①から手をはなし, 再び物体Bが床についている状態にも
どし、斜面を急な傾きになるようにゆっくり変化させたところ,
斜面の角度Xが30度より大きくなったときに初めて台車Aが動
き出し,同時に物体Bも動き始めた。
③ 図2のように、台車Aの上に質量のわからないおもりDをのせ
て固定し,質量 50gの動滑車と質量 100gの定滑車を組み合わ
せて,質量1000 gの物体Cをつないだ。実験② と同様に, 斜面
を急な傾きになるようにゆっくり変化させたところ, 斜面の角度
Xが45度より大きくなったときに初めて台車Aが動き出し,同
時に物体Cも動き始めた。
-物体B3
SN
X度
1
図2
ミミミ
定滑車
おもりD
台車A-
LoO
ナ動滑車
X度
子物体C
(1) 実験ののとき, 物体Bを10cm持ち上げるには, 台車Aを斜面に平行な下向きに何 cm動かせばよいか
求めなさい。
/0
cm
(2) 実験ののとき, 物体Bがされた仕事の大きさは何Jか, 求めなさい。
0.3
J
( 実験のより,台車Aの質量は何gか, 求めなさい。
600
450
g