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次の問いに答えなさい。[18年 北海道)
北海道のA市に住むKさんたちは, 水蒸気と雲について調べるため、次の実験と実習を行った。
ある日、水でぬらし固くしぼったタオルを風の当たらない日かげに干した。 次に、 10時から 1 キ
に14時まで、干していたタオルの質量や気温,湿度を測定した。
実験2 未開封の飲料缶5本を, あらかじめ冷蔵庫で冷やし4でにしておいた。次に, 実験1と同じ日 同に
所で, 10時から1時間ごとに, 4℃の缶を冷蔵庫から1本ずつ取り出し、 取り出したばかりの缶の表面に
水滴がつくかどうかを観察した。
実験1
問3 天
実験1,実験2の結果を時刻ごとにまとめると, 表1のようになった。
表1
時刻
10時
11時
12時
13時
14時
タオルの質量 [g]
207
193
177
163
151
18
17
14
13
実験1気温(℃)
湿度[%)
16
39
39
40
46
60
実験2表面の水滴
つかなかったつかなかったつかなかったつかなかった
ついた
実習 A市に西のほうから前線が近づくときの, 雲ができる高さと湿度の関係を調べるため, 次の実習を行った。
[1] A市に前線が近づくことを天気予報で知ったので, 西の空の雲を2日間観察し. 前線が近づくときに
見られる特徴的な雲の写真を, 時間をおいて3種類撮影した。 図1のX~Zは, このとき撮影した3種
類の雲の写真である。
[2] 次に,[1]の観察2日目の9時と21時の天気図をもとに, 前線の移動について調ベた。 図2,図3は、
このとき用いた天気図である。
[3] さらに,気象台が観測した, A市上空6kmまでの高さごとの湿度を調べた。 図4は, 2日目の9時の
高さと湿度の関係をグラフに表したものである。
図1X
Y
Z
図2
A市
図3
A市
図4
高
100
「低
高
1028
1006
10125
80
60
40
2日目9時
1
2
3 4
5
6
2日目21時
高さ[km)
問1 実験1について, 次の文の①. ②に当てはまる数値を,それぞれ書きなさい。 また, ③の
に当てはまる
ものを,ア, イから選びなさい。
1時間ごとの,タオルの質量の減少量が最も大きかった時間帯は, 測定した時刻がO
までの1時間である。また,1時間ごとの, タオルの質量の減少量をさらに大きくするには, 風を当ててタオル
時から
2 時
の表面付近の湿度をア 上げる
イ下げる」とよい。