[例題1 [凸レンズ] 図のように、白い紙に平行な2本の直線mと直線を引き、直線n の上に2本の針a,
bを数cm離して立てた。 焦点距離が15cmの凸レンズをレンズの中心を通る面で半分に切り、切ったレンズの
片方を,凸レンズの軸 (光軸) が直線mと一致するように白い紙に対して垂直にして針a, bの近くに置いた。
次にレンズに対して, 針a, bがちょうど重なるように見ながら、さらにこ
れに重なるようにして針c, dをレンズの手前に数cm離して立てた
a b
針c, dを取り除き, 針を立てた後の二つの穴を直線で結ぶと, その延長線は
直線mと交わった。 この交点から凸レンズの中心までの距離は何cmか。 最も適
当なものを. 次のアからオまでの中から選んで, そのかな符号を書きなさい。
ア 7.5cm イ 15cm ウ 22.5cm エ 30cm オ 45cm
考え方
光軸と平行に置いた針a, bが凸レンズ
を通して重なって見えることから, 針c.
dを結ぶ直線が焦点を通ることがわかる。
イ
m
n
selged
白い紙半分に切った
凸レンズ/
[
1
テクニック
光の進み方では 「①光軸に平行に進む光は焦点を通る。 ② 凸レンズの中心を選
る光は直進する。 ③焦点を通る光は光軸と平行に進む。」こと. 焦点距離の問題
は 「④焦点距離の2倍の位置に物体を置くと同じ大きさの実像ができる。 ⑤集
に物体を置くと像はできない。」 ことをおさえよう!