FROTSE
口
ピストンを引いた状態
と同じ
ピストンを引く前の状
態と同じ
88
(a) 空気が上昇して温度が下が
ると、水滴ができる。
太陽の光
上昇
(
n
0
図18 雲のでき方と雨や雪の降るしくみ
® X
膨張する空気の温度 【高校地学へ]
○ 水蒸気
○上昇して
膨張する。
あたたようる
あたると
が大きくなる
(小4
くもつぶ
○水滴(粒)
◇ 氷の粒(雲粒)
0 雨
水滴
小学校4年で学習したように, 空気のか
たまりをあたためると, 体積が大きくなる
(膨張する)。
しかし、熱のやりとりなしに (断熱的に)
体積を大きくした場合,
本来, 体積が大きくな
るために必要な分だけ
の熱が減り、温度が下
がる。上昇する空気も
同様に, 膨張すること
によって、温度が下が
る。
空気の
かたまり
上昇気流
(b) さらに上昇して温度が下が
ると. 氷の粒ができる。
上昇
上昇気流
氷の粒
(c) 水滴や氷の粒が成長すると、
として落ちてくる。
雲ができる高さ
雨
0
ge
しいため、
O
雨や雪の
図19の
8°
つぶ
粒がたがい
に成長す
(c))。 雨
の気温が
滴 (雨粒)
で,おも
| 地球
これ
が、固
かん
環して
海水
じょうはつ
て蒸発
つくり
地下
く。
おり
雲のでき方
実験がら空気が膨張すると温度が下がり, く
(小さな水滴)ができることがわかった。 自然界では,
は上昇するとまわりの気圧が低くなるため膨張する。
ため、 上昇する空気の温度は下がり、やがて空気中の
の一部が小さな水漁愛の粒になる。 これが雲です
( 13 (2)()。一方, 空気が下降するとまわり
くなり圧縮されて温度が上がる。 そのため、
があるところでは, 雲ができにくい。
したがって、上昇気流があるところは雲が発生して
はくもりや雨になりやすく, 下降気流があるところの
は晴れになることが多い。
ルギ