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4 砂糖,食塩、炭酸水素ナトリウム,デンプンの性質を調べて判別するために,次の〈実験I〉(実験I)を行っ
た。〈実験I〉(実験I>中の物質A~Dはすべて異なる物質であり,それぞれ砂糖。食塩、炭酸水素ナトリウム,
デンプンのいずれかである。これについて,下の問い(1)~(3) に答えよ。(6点)
く実験1)
操作の アルミニウムはくをまいた燃焼さじを4本用意し,物 i図
質A~Dをそれぞれ 0.5gずつ別々にのせ,右のi図のよ
うに、炎の中に入れて燃えるかどうかを調べる。燃えた
物質については右のi図のように,火がついたまま石灰
水の入った集気びんに入れてふたをする。火が消えたら
燃焼さじをとり出し、右の図のように集気びんを振り、
石灰水のようすを調べる。
操作2 20℃の水 80 g を入れたビーカーを4個用意する。1個目のビーカーに物質Aを8g。2個目のビー
カーに物質Bを8g.3個目のビーカーに物質Cを8g.4個目のビーカーに物質Dを8g加えてかき混
ぜ、溶けるかどうかを調べる。
ii図
図
ふた
振る
燃焼
さじ
集気
びん
ガス
バーナー
石灰水
【結果1)
物質A
物質B
物質C
燃えて炭になり
石灰水は白くにごった
少し溶け残ったほとんどが溶け残った溶けた
物質D
燃えて炭になり
操作の
燃えなかった
燃えなかった
石灰水は白くにごった
操作2|溶けた
物質B.Dを0.5gずつ用意する。うすい塩酸 100gを入れたビーカーを2個用意する。一方のビー
カーに物質Bを0.5g,もう一方のビーカーに物質Dを0.5g加えて、ようすを調べる。
く実験I)
【結果I】 物質Bを加えたビーカーでは気体が発生し、物質Dを加えたビーカーでは気体が発生しなかった。
(1)(実験1》の操作①で物質A.Cが燃えたときに発生し、石灰水を白くにごらせた気体は何か,化学式で書け。
また、物質A.Cのような,燃えたときに、石灰水を白くにごらせる気体が発生し,炭になる物質を何というか、
最も適当なものを、次の(ア)~(エ)から1つ選べ。
(ア)混合物
(2)(実験I》の操作②で物質Dをすでに8g溶かした水溶液に,さらに物質Dを加えて飽和水溶液にする。水溶液
の温度は20 ℃とし、,物質Dは20℃の水 100gに36gまで溶けるものとすると,物質Dを少なくともあと何g加
えれば飽和水溶になると考えられるか求めよ。
(3)_次の文章は、【結果I】.【結果I】から、わかったことをまとめたものの一部である。文章中の ×
|Yに入る物質として最も適当なものを、下の(ア)~(エ)からそれぞれ1つずつ選べ。
答の番号(8】
(イ) 単体
(ウ) 無機物
(エ)有機物
…答の番号(9】
答の番号(10)
物質Aは,〈実験1>の操作のの結果,燃えて炭になり石灰水は白くにごった。また、操作2の結果,溶け
た。これらの結果から、物質Aは×であることがわかった。
物質Bは、〈実験I》の操作①の結果,燃えなかった。また,操作②の結果,少し溶け残った。〈実験II>
の結果、物質Bを加えたビーカーでは気体が発生した。これらの結果から,物質Bは
わかった。
Y
であることが
(ア)砂糖
(イ)食塩
(ウ)炭酸水素ナトリウム
(エ) デンプン