地面
え続ける。
し、まる
く。〈中略〉
それは、
ぼさぼさと
思えない自
てきちゃった。だからここの空気さえもとても大切に思えるのよ」
ほほえみながら両腕で空気を大切そうに包みこむ仕草をした。
「いけない。こんなことしてたら、間に合わなくなっちゃう」
あわてた様子で、次の調査地点に移動して同じ作業をくり返した
空高く、鳥が鳴きながら飛んでいった。
「あら、イワヒバリ」
の名前が
ヒメさんは上空を見も x に名前を言う。鳴き声Y で、鳥
らしい。ノートにイワヒバリと書きとめた。
「こんなものかな。 雄太くん、ありがとね」
ヒメさんが一息ついた。
えが
にっこり笑うヒメさんにつられてぼくも笑顔になった。
(にしがきようこ『ぼくたちのP(パラダイス)』 による。)
N
しぐさ