図1は、同じ標高の観測点 A~D における地震 X ~Zのゆれの記録である。 ただし、地震X~Z
の震央は同じで、グラフの横軸は時刻, 縦軸はゆれの大きさを表している。 また,図2は,観測点
A~Dの位置を示したもので, A,B,Cは北から南に直線状に並んでおり, DはBの真東にある。
<福島〉
これについて, あとの問いに答えなさい。
図 1
観測点
A測B
観測点
観測点
C
観測点
D
地震X
地震 Y
地震 Z
図2
イ P波とS波の速さの比
エ S波の速さ
A.
(1)
地震Xは地震Zより
からの距離の差が② (ア 大きい
B
ア
×オ
※横軸の目盛りは1秒を表す。 時刻
(1) 図1のⅠは, P波が到着してからS波が到着するまでの時間を示している。 この時間を何と
いうか。
初期微動継続時間
(2) 次の文は,現在, 日本で使われている震度について述べたものである。 ①, ② にあてはまるも
のは何か。 それぞれあてはまる数字を書きなさい。
9
①[] ②[
地震のゆれの大きさは, 人がゆれを感じない震度0から最大の震度① までの②段階で
表す。
(3) 地震X~Zの震央を推測するとどこになるか。 図2の×印で示したア~オの中から最も適当な
ものを1つ選び, 記号で答えなさい。
(4) 地震 X と地震Y の記録は, すべての観測点で, P波が到着してからS波が到着するまでの時
間はほぼ等しいが,ゆれの大きさが異なることを示している。 地震 X と地震Y で大きな違いが
あるものは何であるか。 次のア~オの中から最も適当なものを1つ選び, 記号で答えなさい。
1才)
ア 震源の深さ
ウ P波の速さ
オ マグニチュード
(5) P波の到着時刻は,観測点Bより観測点 C の方がおそく, 地震Xの場合は 3.8 秒後, 地震Z
の場合は 2.3秒後であった。 次の文は, 地震 X と地震Zの震央が同じであることをふまえて P
波の到着時刻の差が異なる理由をまとめたものである。 ①,②にあてはまるものは何か。 ①はあ
てはまる言葉を書き, ②はア,イのどちらかを選び,記号で答えなさい。
①
]②
ので,観測点Bの震源からの距離と観測点Cの震源
イ 小さい)から。