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【実験】図ⅣVのようにビーカーを六つ用意し, 図ⅣV
水
表 Ⅰ
A,B,C,D,E,Fとした。 A,B,Cには
うすいデンプン溶液を100mLずつ入れ, D,
E,Fにはうすい麦芽糖水溶液を100mLず
つ入れた。 次に,AとDには少量の水を, B
とEにはコウジカビを含む液をCとFに
は酵母菌を含む液を加えた。 A~Fを35℃
に保って1日置いた後、 それぞれについて,
溶液2mLを取って1mLずつ2本の試験管
に分け, 1本めにはヨウ素液を加えた。 2本めにはベネジクト液を加えて加熱した。 また, ビーカーに残っ
たそれぞれの溶液を蒸留し、エタノールの有無を調べた。 表1は得られた結果をまとめたものである。
A
C
D
E
あり
なし
あり
あり
なし
なし
なし
あり
なし
なし
あり
なし
エタノールの有無
なし
なし
), }) [
[A]
② 次のア~カのうち, 上の文中の
囲みなさい。
ア AとC
(4) ヨウ素液とベネジクト液の色の変化について述べた次の文中の〔
ものをそれぞれ一つずつ選び,記号を○で囲みなさい。
イAとD
(6) 次のア~エのうち、上の文中の
一つ選び, 記号を○で囲みなさい。
コウジカビ
酵母菌
ヨウ素液の色の変化
ベネジクト液の色の変化
うすいデンプン溶液
ウ AとE
「
B
なし
青紫色〕に
ヨウ素液をうすいデンプン溶液に加えると, ヨウ素液の色はⓔ〔ア 黄色
変化する。 また, ベネジクト液をうすい麦芽糖水溶液に加えて加熱すると, ベネジクト液の色は
① 〔ウ 赤褐色
青色〕に変化する。
2
【JさんとU先生の会話2】
20 0380
Jさん: 今回の実験では結果がたくさん得られました。 複数の結果を組み合わせて考えれば, コウジカ
ビや酵母菌のどのようなはたらきによってエタノールがつくられているのかが分かりそうです。
U先生 この実験の考察においては, 表Iに示す②AやDの結果をふまえることが重要です。 どのよう
に考えればデンプンを分解した微生物は1種類だったことが分かりますか。
Jさん:表Ⅰ に示すAとBの結果の比較と
の結果の比較をあわせれば分かります。
U先生:その通りです。 さらに実験において, コウジカビや酵母菌がそれぞれに異なるはたらきをして
いると考えると,みそづくりの過程においてエタノールがつくられるしくみも分かりますね。
ことでエタノールがつくられると考えられます。
Jさん: はい,みそづくりの過程では,
U先生: その通りです。 微生物がうまくはたらいて、 みその香りがつくられるのですね。
水
(5) 実験では,AとDには微生物を加えていないが,AとDは実験結果を考察する上で重要な役割をもつ。
① 下線部②について, 次の文中の
に入れるのに適している語を漢字2字で書きなさい。
実験で調べたいことを明らかにするためには,条件を変えた実験をいくつか行ってこれらを比較す
る。このように結果を比較する実験のうち,特に, 調べたいことについての条件だけを変え, それ以外
の条件を同じにして行う実験は
実験と呼ばれている。
に入れる内容として適しているものを一つ選び, 記号を○で
エAとF
コウジカビ
アコウジカビが麦芽糖にはたらくことでできたデンプンに、酵母菌がはたらく
イコウジカビがデンプンにはたらくことでできた麦芽糖に、酵母菌がはたらく
ウ 酵母菌が麦芽糖にはたらくことでできたデンプンに, コウジカビがはたらく
エ酵母菌がデンプンにはたらくことでできた麦芽糖に, コウジカビがはたらく
酵母菌
うすい麦芽糖水溶液
オ DE
F
なし
なし
あり
[〕から適切な
に入れる内容として最も適していると考えられるものを
カDとF