記地問題
じっきんしょう
十訓秒
戦は知恵くらべ
けいおう
しょく
秦の恵王、濁の国を討たむとし給へるに、道絶えて、
討とうとなさったときに、
しん
途中でなくなり
人通ふ境にあらず。はかりごとをめぐらし、石の牛を作り
人が通るような場所ではなかった
つか
て、牛の尻に金を置きて、ひそかに境の辺りに送り遣はす。
国境近くの場所に運ばせた一
尻の辺りに一
くだ
そののち、濁の国の人、この牛を見て、「石牛、天より下り
|例題+g主語は?
て、金を下せり。」と思へり。すなはち五人のカ人をして、
力持ちに頼んで
与えたのだ
すぐさま
たい
山を掘り、牛を引くに険しき山、平らげる道になりぬ。
引いたので険しい山に平らな道ができた
掘り崩し
しゃうちゃう ぎ
秦の相張儀を遣はして、石牛の跡を見て、
秦は大臣張儀を派遣して
石牛を引いた跡を見て
罰の国を討ちとりてけり。
(そこから攻め込み)
つののぐ