すいようえき
6 [電池] 電解質の水溶液に2
種類の金属をひたし、導線でつな
ぐと電流が流れる。 このとき物質
[図1]
発泡ポリス
チレン
8+
のもつ化学エネルギーが電気エネ
銅板ー
へんかん
-マグネ
シウム板
ルギーに変換される。このような
装置を電池という。銅板とマグネ
水溶液
電圧計
6
(1)
(2)
p.73 3 電池 (化学電池)
シウム板を水溶液にひたした図1のような装置で、電池のしくみと生じる電
圧の大きさについて調べた。これについて,次の問いに答えなさい。
と
(1) 水溶液に、うすい塩酸や食塩水を用いたとき, マグネシウム板が溶けてマ
グネシウムイオンと電子が生じる。 このときの化学変化をモデル図で示すと,
〔図2]
+極
銅
0.70V
・亜鉛
1.55V
Mg → Mg+ +..
2+
(・は電子を表す) となる。
一方, 銅板は変化せず銅板の表面に水素が発生する。 このときの化学変化を,
・(電子)を用いたモデル図で表せ。
えん
(2)金属板に亜鉛も用いて別の実験を行うと、 「銅, 亜鉛, マグネシウムのうちでは,
鋼が最も+極になりやすく, マグネシウムが最も極になりやすい」ことが
あたい
わかった。 また、3種類の金属を用いたときの電圧計の値は 〔実験結果〕
右の図2のような結果になった。
「鉄板を+極, 亜鉛板を極に用いた場合, 生じる電圧は何
Vになるか。 右の表の実験結果をもとにして求めよ。 [ 岩手一改]
0.85V
マグネシウ
一極
+ 極
-極
電圧計の値
銅板
鉄板
0.15 V
鉄板
マグネシウム板
1.40 V