問題
丸底フラスコに酸素と銅の粉末を入れ, バーナーで加熱して反応させた。 毎回フラスコに入
れる酸素の質量は0.30gとし、銅の粉末の質 表1
量を変えて実験したところ、 表1のような結
果を得た。 このとき反応による生成物は1種
類のみであった。 次の問いに答えなさい。(42点)
(1) 鋼と酸素の反応を化学反応式で書きなさい。
入れた鋼の粉末の
質量[g]
0.40 0.60 0.80
1.50 2.10 2.70
反応後の粉末の
質量[g]
0.50 0.75 1.00
1.80 2.40 3.00
(6点)
粉に
(2) α [g] の酸素と過不足なく反応する鋼の質量をの
[g] とすると,e[g]の酸素と過不足なく反応す
る銅の質量は何gか。 a, b, c の文字をすべて
用いて答えなさい。 (8点)
たく
中れ
このた
素の
の粉
10
00.2 0.6 1.0 1.4 1.8 2.2 2.6 3.0
フラスコに入れた銅の粉末の質量[g]
(3) 「フラスコ内に入れた銅の粉末の質量」を「反
応後の粉末中の酸素の質量」 で割った値を表1
を参考に求め,その値を縦軸に. 「フラスコに
入れた銅の粉末の質量」 を横軸にとってグラフを描きなさい。その際、フラスコ中の酸素と
銅の粉末が過不足なく反応する点をグラフ上に求め、その点に○をつけなさい。 (8点)
か
鋼とは別の種類の金属Xを用意した。 金属Xは酸素と反応してただ1種類の酸化物をつく
る。 この金属Xの粉末を鋼の粉末と酸素とともに丸底フラスコに入れ、バーナーで加熱し
反応させた。毎回フラスコに入れる鋼の粉末の質量と金属Xの粉末の質量は一定とし、酸
素の質量をさまざまに変えて実験したところ, 表2 表2
のような結果を得た。 反応後の粉末を調べたところ,
この中の鍋と反応した酸素の質量と,金属Xと反応
入れた酸素の
質量[g]
0 0.50 1.00 1.50 2.00
した酸素の質量は毎回両方とも同じだった。
加熱後の粉末の
質量 [g]
3.57 4.07 4.57 4.83 4.83
4)表2より、フラスコ内の銅の粉末と金属Xの粉末を同時に過不足なく反応させるのに必要
な酸素の質量を求めなさい。 (10点)
金属X 100g と過不足なく反応する酸素の質量を求めなさい。 (10点)
((1)
1