-
-
[問2] ⅡIの文章は,アの函館(北海道) について述べている。
ともに日米和親条約で開港されたが, 日米修好通商条約で閉鎖され
しも
た下田 (静岡県), ウとエは日米修好通商条約で開港されたところで,
ウは神戸(兵庫県), 工は長崎(長崎県)。 日米修好通商条約では,こ
のほか, 横浜(神奈川県) と新潟(新潟県)も開港された。
[問3]アは5月に行われる端午の節句, イは11月に行われる七五三, ウ
は3月に行われるひな祭り, エは2月に行われる節分について述べ
ている。 その他の年中行事も整理しておこう。
② 〔問1] Iの文章は,「チベット仏教の聖地」, 「標高4000m以上の高原が広がり、「世界の屋根」と呼ばれていて」など
からDのラサ(拉薩)について述べていると判断する。IIのグラフでは,アは冬の気温が-10℃以下と寒いこと
などから冷帯(亜寒帯)のAのチャンチュン (長春),イは冬の気温が0℃くらいで、夏には30℃近くまで暑くな
ることなどから内陸性の気候のCのシーアン(西安),ウは夏でも気温が20℃未満であることなどから高山気候
CAR 17
のDのラサ(拉薩),工は冬の気温が5℃くらいで、夏は30℃近くまで暑くなり、夏を中心に降水量が多いこと
などから温帯のうちの温暖湿潤気候(温帯湿潤気候)のBのシャンハイ(上海)と判断する。
〔問2] IIの文章は,「人口は日本の約2.1倍(約2.7億人), 国土面積は日本の約5倍(約190万km²)」,「造山帯(=環
太平洋造山帯とアルプス・ヒマラヤ造山帯)に含まれるため地震が多発」, 「農業では稲作が中心」などからRの
インドネシアと判断する。Iの表のアはQのカナダ,イはPのブラジル,ウはRのインドネシア,工はSのイ
ンド。また,農林水産業就業人口とその総就業人口比から各国のおよその人口を類推したり,農地面積・森林
面積とその国土面積に占める割合から各国の国土面積を類推したりして考えよう。
[問3] 地球は24時間で一回転 (360度) するので,360÷24=15より、
経度差15度で1時間の時差が生じる。 また, 時刻は経度180度
の経線を基準に引かれている日付変更線から西に向かって進んで
いく。 たろうさん, はなこさん, しのぶさんの,それぞれの現地
での時刻と時差、経度差は右の表のようになる。
現地時刻
1月1日午前7時
時差経度差
7時間 105度
たろう
はなこ
1月1日午前0時
しのぶ 12月31日午後8時 4時間 60度