問8 物体をもち上げるときの仕事や仕事率について調べるために,次のような実験を行った。 この実験とそ
の結果について,あとの各問いに答えなさい。 ただし, 滑車と糸の質量や摩擦は無視できるものとし,質
量100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとする。
10
[実験]
8
理科実験用のばねにいろ
いろな質量のおもりをつり
下げ, おもりの質量とばね
ね
の 6
の
4
ののびとの関係を調べた。 [cm] 2
図1は、その関係を表した
グラフである。
図2のように,で調べ
たばねを天井からつるし,
0
0 100 200 300 400 500
おもりの質量〔g〕
図1
ばねの下端につけた糸を, 水平な床の上に置いた質量
1kgの物体につけた滑車Aと, 天井からつるした滑車Bに
通した。
図2で, 糸の端Pを下向きに手でゆっくりと引き下げて
いったところ, 物体が床から離れて引き上げられていった。
このとき, 糸の端Pを引き下げ始めてから物体が床か
ら40cmの高さまで引き上げられるのに, 8 秒かかった。
天井
滑車 A
物体
床
12
図2
滑車B