1 表は,ある地震について, A~D の各地点でのゆれ始めの時刻(P 波が到着した時刻)と初期微動継
続時間をまとめたものである。また,図1は, P 波が到着するまでの時間と震源からの距離の関係を
表したグラフである。あとの問いに答えなさい。
表
地点
ゆれ始めの時刻(P
図1
初期微動継|| 震源からの
200
180
震 160
源 140
波が到着した時刻)
続時間[秒
FP波
距離[km]
A
10時22分26秒
6秒
120
100
80
60
[km] 40
36km
B
10時 22分 30 秒
10秒
60km
C
10時22分 32秒
12秒
72km
D
10時22分50 秒
30 秒
20
180km
610
20 30 40
50
60
(1) 地震では, 震度とマグニチュードの2つの数値が発表される。マグニチュードについて述べた次
時間[秒]
の文中の( ① ) には適切なことばを書き, ( ② ) には適切な数字を書きなさい。
マグニチュードとは, ( ① ) を示す尺度であり, 数値が 1.0上がると, 地震のエネルギー
は約 32 倍となる。そのため, マグニチュード 6.4 の地震のエネルギーは, マグニチュード 4.4
の地震のエネルギーの約 ( ② ) 倍になると考えられる。
6
(2) 震源から離れた地点ほど初期微動継続時間が長いのはなぜか, 簡単に書きなさい。
(3) この地震の発生した時刻は何時何分何秒か, 求めなさい。
7024
(4) S波が到着するまでの時間と震源からの距離の関係を表すグ 図2
ラフをかきなさい。
(5) 図2は,この地震の震央から 18kmはなれた地点Xにおける
地震計の記録を示している。 震央での初期微動継続時間は何秒
であると考えられるか, 求めなさい。 ただし, 震央と地点Xは,
0
2
4
6
ゆれ始めてからの時間 [秒]
高さに差がなく, ともに地表上にあるものとする。
震源からの距離