食塩を顕微鏡で見ると, 直方体をした結晶が現れた。 この立体は頂点, 辺,面でその特徴を述べる
ことができる。 また, 直方体を平面で切断したときには多角形が現れて, 切断の仕方を変えると異な
る多角形が現れる。さらに結晶について調べるとその形は必ずしも直方体というわけではなく,それ
と異なる形もあることが分かった。 その一つとして、4つの等脚台形と2つの正方形からなる立体R も
あることが分かった。ここで等脚台形とは上底と下底が平行かつ他の上底と下底を結ぶ2辺の長さが等
しい四角形で,上底より下底の長さが大きいものとして考える。 この等脚台形の上底と下底の長さを
それぞれ5,8とし, 下底とその隣り合う辺とのなす角を0とすると,この等脚台形の面積は0を用い
て表すことができる。
(9) 直方体の頂点, 辺,面の個数について (頂点の数) (辺の数)+(面の数) の値を求めよ。
(10) 060°の時, 等脚台形の面積と立体 R の表面積を求めよ。