2 電流の性質を調べた次の実験Ⅰ, ⅡIについて,あとの (1)~(4) の問いに答えなさい。
〔実験I] 電熱線X, Yにそれぞれいろいろな大き
さの電圧を加えて, 電流の大きさをはかった。 図1
は、その結果を表したグラフである。
[実験ⅡI]
① 図 2,3のように, 実験I で使った電熱線X,
Yのそれぞれと, 電源装置, 導線, スイッチ,室
温と同じ温度の水が100g入った発泡ポリスチレン
のコップ, 温度計を用いて回路をつくり,同時に
同じ電圧を加えて10分間電流を流し, コップ内の
水温を調べた。
温度計
電源装置
-Pp+
スイッチ
-電熱線X
- 100gの水
発泡ポリスチレンのコップ
温度計
電源装置
- @+
② 図4のように, 電熱線Xと電熱線Y, 電源装置, 導線, スイッチ, 室温と同じ温度の水が
100g入った発泡ポリスチレンのコップ, 温度計を用いて回路をつくった。 回路に一定の電圧
を加えて10分間電流を流した後, コップ内の水温を調べた。
図2
図3
スイッチ
図 1
発泡ポリスチレンのコップ
1.0
-電熱線Y
- 100gの水
0.8
電 0.6
流
[A] 0.4
0.2
0
2 4 6
0
電圧[V]
図4
温度計
電源装置
- +
スイッチ
電熱線X
H
「100gの水
発泡ポリスチレンのコップ
ア 1:2
イ
ウ
8
2:1
1:2
(1) 実験 Iの結果より, 電熱線Xの抵抗は何Ωか, 求めなさい。
(2)実験IⅡ において, 電熱線Xと電熱線Yの抵抗の値の比 (①)
と、発泡ポリスチレンのコップ内の水温がより高くなる回路に用
電熱線(②) の組み合わせとして, 最も適切なものを、 右の
ア~エから1つ選び, 記号で答えなさい。
(3) 実験Iの電熱線Xと電熱線Yを図5のように並列につないで,
回路全体に 15 Vの電圧を加えたとき, 回路全体を流れる電流は何Aか,図5
求めなさい。
(4) 実験Ⅱ ② の結果について述べたものとして, 最も適切なものを、次
のア~エから1つ選び,記号で答えなさい。 ただし, 電熱線Xが入っ
ているコップ内の水温をXt, 電熱線Yが入っているコップ内の水温
をYtとします。
120-2
ア 電熱線Xに流れる電流の方が電熱線Yに流れる電流よりも大きくなるので, Xt> Ytとなる。
イ 電熱線Yに流れる電流の方が電熱線Xに流れる電流よりも大きくなるので, Yt > Xt となる。
ウ 電熱線Xの電力の方が電熱線Yの電力よりも大きくなるので, Xt> Yt となる。
エ 電熱線Yの電力の方が電熱線Xの電力よりも大きくなるので, Y t > Xt となる。
2:1
電熱線
電熱線 Y
120-200
10
電源装置
電熱線 Y
2
電熱線X
電熱線X
電熱線 Y
電熱線 Y
スイッチ
102
電熱線X
電熱線 Y
ありがとうございます🙇♀️