✨ ベストアンサー ✨
「おろかなり」は「疎か」の字を当てて「いい加減だ、不適当である」の意味を表すことがあります。古文単語知識としてもよく問われる問題なので、おそらくこれを答えさせたい問題です。「扱えない」は意訳していますね。
ここでは
帝の御事としても特別に〈貴からず〉。このような乞食としてもまた〈おろかならず〉。
という対比があります。「帝の御事」と「乞食(の事)」が比べられているので、「(物事を)扱う」という意訳が発生します。
「愚かだとは言えない」でも一応の文意は通りそうに見えますが、乞食は身分が低い者であることは確かですが、必ずしも「愚か=乞食」であるとは言えません。また「乞食=愚か⇔帝=貴い」だと対比関係として不自然です(愚か⇔賢い、卑しい⇔貴い)ので、ここでは「愚か」の訳は出ないと考えるべきですね。
なるほど、そういった要素も考慮して答えを考えるんですね…
ありがとうございます!助かりました。