【Q14】
不動産物権変動に関する次のア~ヱの記述の正
誤の組み合わせとして、最も適当なものはどれか(争
いのあるときは、 判例の見解による。)。 (裁判所職
員:2016年度)
ア Aは、自己の所有する甲土地をBに売却し、その
後、Aは、甲土地をCに売却して登記を移転した。 C
は、いわゆる背信的悪意者であったが、 甲土地をDに
売却して登記を移転した。 DがAB間の売買契約につ
いて単なる悪意である場合、 Dは、Bに対して甲土地
の所有権を対抗することができる。
イ Aは、Bの所有する甲土地を時効取得した。 その
後、Bは、甲土地をCに売却して登記を移転した。C
がAの時効取得について単なる悪意である場合、A
は、Cに対して甲土地の所有権を対抗することができ
る。
ウAは、自己の所有する甲土地をBに売却し、Bは、
甲土地をCに転売したが、 登記はBとCのいずれにも
移転していなかった。 その後、Aは、 AB間の売買契
約をBの債務不履行を理由として解除した。 CがAB間
の売買契約について単なる悪意である場合、 Cは、 A
に対して甲土地の所有権を対抗することができる。
ヱAが死亡し、 相続人であるBとCがAの所有する甲
土地を共同相続した。 その後、Bは、 甲土地を単独相
続した旨の虚偽の登記を備え、これに基づいて甲土
地をDに売却して登記を移転した。 DがBとCの共同相
続について善意である場合、 Cは、Dに対して甲土地
の自己の相続分を対抗することができる。
2
3
ア
1 正誤
正
正
4 誤
5
イ誤正誤正誤
ウ正誤誤正誤
ヱ誤誤正誤正