具体的な計算は高校の電磁気学で習うのでここではイメージを。
まず、答えは
電熱線2本直列 > 電熱線1本 >電熱線2本並列です。
ここでは導線を水路、電流を水、電熱線を水を流れにくくする何か(いい例えが思いつかなかったのでこれで勘弁)、と例えます。
まず、ひとつの水路に2つも流れにくくするような何かがあるんですから、電熱線2本直列は最も水が流れにくそうです。
また、電熱線2本並列はひとつの水路あたりの水の流れにくさは電熱線1本の時と変わりませんが、水が流れる水路自体がもう一本増えているので、より水が流れやすそうです。
以上のイメージをすると、先述の答えに一致します。
数学的には
直列接続の場合、合成抵抗は2つの抵抗の和に、
並列接続の場合、合成抵抗の逆数は2つの抵抗の逆数和になります。
この関係は習いましたか?
ごめんなさい、中学でもこれらの関係は習いましたね。
電熱線の抵抗値をaとすると、全て同じ電熱線を使っているなら、
1つの時の抵抗はa、
電熱線2つ直列の時はa+a=2a、
電熱線2つ並列の時は1/a + 1/a = 2/aの逆数ですので、a/2です。