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亜鉛は両性金属だから、最初、水酸化ナトリウム水溶液で水酸化亜鉛の沈殿ができるが過剰で水酸化物は溶け錯イオンになる。
[Zn(OH)4]2-のテトラヒドロキソ亜鉛酸(Ⅱ)イオンになり溶ける。
亜鉛は錯イオン生成時は4配位だから、OH-は4つ配位結合する。
亜鉛は、少ないアンモニア水ならば、水酸化ナトリウム水溶液同様に水酸化亜鉛ができ、白色沈殿するが、過剰のアンモニア水には溶け、先ほどの錯イオン生成同様に4配位だから、[Zn(NH3)4]2+のテトラアンミン亜鉛(Ⅱ)イオンとなり溶ける。
なお、(ア)~(ウ)は化学式で記入だから、(イ)の右辺はNa2[Zn(OH)4]でなくても2Na+ + [Zn(OH)4]2-でもよい。
(ウ)も[Zn(NH3)4](OH)2でもよい。
なぜ、(イ)はイオン反応式で(ウ)をイオン反応式にしているのか不明だが。普通はどちらも同じにする。まあ、イオン反応式も化学反応式なのだが、厳密には(ウ)はイオン反応式だから、質問が化学反応式だから、イオン反応式は避けるべき。
質問内容からそれたね。
亜鉛が両性金属で、アンモニア水と水酸化ナトリウム水溶液には錯イオン生成するのは受験では覚えるべき重要かつ基本内容だから、分からない場合は覚えて下さい。詳しい錯イオン生成の話は大学レベルだから割愛します🙇
回答ありがとうございます🙇
錯イオンが生成する溶液としてアンモニアと水酸化ナトリウム以外にもありますか?
たくさんあるから書き切れない🙇
錯イオンが生成する溶液としてアンモニアと水酸化ナトリウム以外にもありますか?
>書き切れないが、大学受験レベルなら
亜鉛なら、[Zn(NH3)4]2+、 [Zn(OH)4]2-だけで良いかと。
配位子は色々あるが、代表的なのは以下
塩化物イオン:Cl- ⇒「クロリド」
酸化物イオン:OH- ⇒「ヒドロキシド」
シアン化物イオン:CN- ⇒「シアニド」
アンモニア分子:NH3 ⇒「アンミン」
水分子:H2O ⇒「アクア」
この中で、特に重要な錯イオン生成溶液は、
AgならS2O3 2-、
Feなら[Fe(CN)6]4-、[Fe(CN)6]3-、がある。
Coなどの金属もたまに出題されたりする時もある。
とにかくたくさんあるから説明できないが、上に記載した錯イオンは超重要だから覚えるべき。
Cuの錯イオンも重要だが、Znと被るから説明省略🙇
丁寧にありがとうございます😭
いえいえ🙇
上の文章で
(イ)はイオン反応式で……❌
、(イ)は化学反応式で……⭕
記入ミス🙇