ありがちなのは、単元全体の流れや、数値当てはめレベルの計算、つまり教科書レベルも理解出来ていないのに青チャートやフォーカスゴールドのような定石の暗記をしようとしている、とかでしょうか。化学は出来るようですし…
なんで微分したら接線の傾きが分かるかとか、「この公式使います」じゃなくて、日本語で噛み砕いて説明出来ますかね。友達に説明するように、平均の変化率の幅を狭くしていって、みたいに。
数式の意味を、日本語や図のイメージとして翻訳出来るようにすると良いと思います。数学的帰納法は将棋倒しのように…とか。数列の規則性がイメージ出来なければ第2, 3項までじゃなくて第5, 6項くらいまで書き出してみるとかすると合点がいくこともありますよ。
その辺の単元だと、Σやらlimやら記号がぞくぞく出てくるので、記号に振り回されてるったことないですかね?
一旦、計算用紙にΣakではなく、
(anの総和)-(anの偶数項の総和)=答え、みたいに日本語で書いてみると見通しやすくなります。
誤解の無いように言っておくと、公式の証明そのものは、案外難しいことやってる場合も多いので"一旦"飛ばすのはありかもしれません。
ただ、それでも微分の式は平均変化率を立式して、その幅を狭めていってゴニョゴニョと計算したら出て来たものです、みたいに式の出自のイメージ・日本語の説明は可能ですよね。それが分かれば、それを使えば接線が求まることや、増減表が描けることも合点が行きませんかね?