✨ ベストアンサー ✨
非常に面倒かつ混乱するところに目をつけましたね。
高校範囲にはなりますが、何とか噛み砕いた説明しましょう。
分子を作るか作らないか判断するのは難しいです。
結合には3種類あります。
金属結合
イオン結合
共有結合
の3つです。
金属結合は質問者様が別途お示しになった金のように、金属原子のみでできた結晶を結ぶ結合です。
これは一般的に分子を作りません。
(ちなみに金属か非金属かというところもまだ習っていないでしょうかね。)
イオン結合は質問者様が別途お示しになったNaClのように、金属と非金属でできた結晶を結ぶ結合です。
これは一般的に分子を作りません。
共有結合は二酸化炭素のように非金属のみでできたものを結ぶ結合です。
困ったことに、これには分子を作るものと作らないものがあります。(この辺は詳しく学ばないと意味が分からないでしょうから、そうなんだ程度で読み飛ばしましょう)
二酸化炭素は分子ですね。
二酸化炭素の個体であるドライアイスは分子が集まった分子結晶です。
しかし炭素の塊である鉛筆の芯などは、分子ではなく共有結合による結晶です。
さて、
金属結合(金属のみ/金など):分子を作らない
イオン結合(金属と非金属の組み合わせ/塩など):分子を作らない
共有結合(非金属のみ/二酸化炭素など):分子を作るものもあれば作らないものもある
と書きましたが、すべて気体、液体、固体になり、状態変化ももちろんします。
中学範囲ではとても分類できないでしょう。
試しに
分子を作らない金属結合である金属の銅(Cu)と、
分子を作る非金属である酸素原子同士の共有結合でできている酸素(O_2)
で考えると、金属と非金属の組み合わせであるイオン結合になりますね。
つまり分子を作りません。
(ちなみに関係ありませんがこれは酸化と学びますね。酸化で区別することもできません。)
分子を作るものは共有結合しかありませんので、共有結合を相手にするしかないのですが、残りの反応では素直に2つが1つに結びつくことはほとんどないのではないでしょうか。(化学専攻ではないのでご理解ください。)
質問者様の参考になれば幸いです。
とても勉強になりました!! 丁寧な説明ありがとうございました✨!!
こちらこそ良い復習の機会になりました。
ありがとうございます。
中学範囲の理科は考え出すと様々な疑問が出てきてしまいますよね。
学問においては、好奇心は捨てない方が良いです。
それだけ理解が深まり、いつか別の分野に応用できますから。
これからも勉強頑張ってください。
ありがとうございます✨頑張ります💪!
ちなみに、最後の
「分子を作るものは共有結合しかありませんので、共有結合を相手にするしかないのですが、」
というのは、質問者様の質問内容に沿うように考えるには、ということです。
言葉足らずだったため訂正いたします。