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台風は小笠原気団のふちを沿って移動しています。夏は小笠原気団が活発になることで気団が大きくなり、結果台風は北西に進み、その後北東に向かうんです。しかし秋や冬になると、小笠原気団の勢力が弱まり、その縁を台風が進むのでずっと北西に進むようになるんです。
偏西風は地球が回ることによる空気の流れなので冬に関係なく一年中偏西風は吹いています。
台風は移動するためのエネルギーを持っているわけではなく、基本的には大規模な風に流されて移動するのです。よって規模の大きな高気圧があればその縁を流れ、偏西風の緯度に達すれば偏西風の流れに乗って加速します。また台風自身が北〜北西に移動する理由は、ベータ効果と呼ばれる台風の北側と南側の風速差による回転が関係しているとされており、以下のリンクにその解説があります。
https://harenote.com/typhoon-bend-reason
冬の台風が図の様な経路を通る理由は、大陸から張り出してくるシベリア高気圧及び季節風が関係していると思います。冬季は大陸からの寒気の張り出しに伴って、日本列島は等圧線の間隔が縦縞に掛かり、北〜北西の風が強くなります。その為、台風は北寄りの強い風に北上を阻まれ、結果として北からの季節風を避けるように図の様な経路を取ると考えられます。
尚、北西は↖︎の方向です。
丁寧にリンクまでありがとうございます!
すごく分かりやすくて助かりました!
回答ありがとうございます!
台風が気団のふちを沿って移動するというのはなぜでしょうか?
低気圧(台風)と高気圧(小笠原気団)だからですかね?
それと、冬の台風なのですが、北西に進む、だと↖という矢印の向きかなと思うのですが、もう少し説明がほしいです💦(冬にくろねこもちさんの画像のように進む台風もありますが、北西に進んでいる方の台風を教えて欲しいです……💦)
長文失礼しました。
お願いしますm(_ _)m