数学
高校生

数学的帰納法の質問です。

〔2〕で「n≦kのとき成り立つとすると」と考えていますが、そもそもn≦kが一体何を表しているのかと分かりませんし、なぜn≦kで仮定するのかも分かりません。

回答よろしくお願いします。

香要 例題141 nskの仮定 (a」+az+……+an)=a°+a2+……+a? 針>自然数nの問題であるから, 数学的帰納法で証明する。 り立つことを仮定していないこととなり, ② が作れなくなってしまう。 したがって, nSk 1, [2] から,すべての自然数nに対して an=nは成り立つ。 検討) nSkのときを仮定する数学的帰納法- |数列 {an}(ただし an>0) について, 関係式 となるが,「n==kのとき成り立つ」 と仮定した場合, as-i=k-1, a-z=k-2, -…… が成 剤 (an) (ただし an>0)について, 関係式 597 OOO00 n n=k+1のときを書き出すと (1+2+…+k+ah+1)=D1°+2°+…+紀+a.? の仮定が必要。 そこで,次の[1], [2] を示す数学的帰納法を利用。 [1] n=1のとき成り立つ。 [21 nSkのとき成り立つと仮定すると, n=k+1のときも成り立つ。 *せもてなせ? CHART 数学的帰納法 nSkで成立を仮定する場合あり 解答 ] n=1のとき, a?=a°, a>0から ゆえに, n=1のとき an=nは成り立つ。 12] n<kのとき,an=nが成り立つと仮定する。 n=k+1 のときを考えると {(1+2+……+k)+ak+1}°=1°+2°+…+ポ+ah+i (Dの左辺)=(1+2+…+k)°+2(1+2+……+k)as+s+as+ Q=1 4n=1のときの証明。 4nSkの仮定。 4n=k+1のときの証明。 0 -(+1) +2は+1)autaw} k(k+1)ak+1+ak+"=Qk+i° ak+1(ah+1+k){ax+1一(R+1)}=0 0の右辺と比較して ゆえに 4+1>0であるから ak+1=k+1 )nSkのときを仮定する数学的帰納法 =2(aan taan-1t……+a:a) で定められる数 ことを証明せよ。

回答

n≦kで仮定する帰納法は人生帰納法とか呼ばれたりします(生まれてから(n=1から)現在(n=k+1)までというシャレみたいなものなので、正式な言葉ではない)。普通の帰納法と区別する目的で、この言葉を用いて説明します。
まず、1枚目のような普通の帰納法では
[1]n=1が成り立つ
[2]n=kを仮定
→与えられた式を変形
→仮定を用いてn=k+1のときも成り立つことを示す
という流れですよね。

一方、人生帰納法を使う問題では、なぜこの通常のやり方が通用しないのか(言い換えれば違いは何なのか)というと、【与えられた式を使うためには、n=kだけでは無理だから】です。
通常の問題と違って、条件式にa1からanまでが入ってしまっている以上、n=k番目だけ仮定しても示せなくなってしまいます。

証明の構造としては
1番目が成立→2番目が成立
2番目が成立→3番目が成立
...
というのが普通の帰納法です。
一方で
1番目が成立→2番目が成立
1番目と2番目が成立→3番目が成立
1番目と2番目と3番目が成立→4番目が成立
...
というのが人生帰納法です。
だから、ドミノで言うならば、普通は前の1本が倒れたら次も倒れるから、その前と自分の2本で完結するけど、人生帰納法はk+1番目のドミノを倒すにはk番目までの全ての重みがないと倒れない、というイメージですかね。

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