✨ ベストアンサー ✨
この不等式は面積をくらべています。その際に左辺の一つ一つの項(1/k)は、幅1高さ1/kの長方形を表します。なので、幅1の長方形と、幅1の、関数の面積(定積分)を比べて、それぞれ和を取るため、幅1の範囲を最初に定めています。(幅1じゃないと左辺の形に合わないし、面積を比べるときも長方形のように単純な形ではなく凸凹になる。)
なるほど。
ちなみに追加で質問です。
この時の範囲ってk-1≦x≦kという範囲であったとしても幅は1かと思います。ですが、問題文ではlog(n+1)と出てくるので、範囲にk+1を組み込んだ上で考えていると考えていいですか?
そのような解釈もあると思いますが、実際にこの問題についている図と同じことを0≦x≦3くらいまで試しに書いてみてください。すると、0≦x≦1の範囲では長方形の方は作れますが、積分の方は関数がx→0で∞となるため積分できませんそのため、kは2以上となるのですが、そうするくらいなら問題のようにk≦x≦k+1とする方がスマートであるからだと思います。
そうすると1/nの面積を持つ長方形はn≦x≦n+1と自然となってしまうので積分範囲も1≦x≦n+1となってしまうという質問者様とは順序が逆な解釈もあるかと思います
丁寧な解説、ありがとうございます!
めちゃめちゃ分かりやすいです!
補足です。kという文字はなんでもいいのですが、nだと問題文にすでに出てきているnとかぶるし、数学的帰納法の時にも整数を表す文字としてよく使われているkを選んだのだと思います。jでもiでも問題ないです