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そもそもPとCの差異は?という話ですが、
Pは「順列」を求める時に使われる数学記号であり、その順列には文字どうり、「組み合わせ、および並び順」が考慮されます。
対してCは「組み合わせ」を求める時に使われる数学記号であり、「並び順」は考慮されません。
二項定理において、例えば
(1+3)⁴
=(1+3)(1+3)(1+3)(1+3)
の場合、この式を展開するにおいて
1番左のカッコでは、3を選ぶ。
次のカッコでは、1を選び、
次も1を選び、
最後に3を選ぶ、
というある通りがあると思います。
ここまでが順列の話です。
しかし、
3×1×1×3
の値は、ほかにも
3×3×1×1
だって同値です。
ここで、組み合わせの出番です。
そのような組み合わせの通りは、
同じ数の3が2個
同じ数の1が2個
あるので、まさしく、
₄C₂通りです。すなわちこれが
展開したときに
3²1²
となる項の係数になる訳なのです。
(展開したときに
…+₄C₂3²1²+…
のような項が現れるのです。)
以上が二項定理において組み合わせを表す
Cが用いられる理由です。
とても丁寧に教えてくださり、ありがとうございます。