日本史
高校生

社会主義と国家主義のちがいはなんですか?
昭和30年代に社会主義者の転向があり、それは社会主義者が社会主義と国家主義は似ており、国家主義が自分たちの理想とする国家だと気づいたからだと習いました。
そこで疑問に思ったのですが、国家主義は国家が推奨する考え方らしいのですが、社会主義と似ているならもっと前から社会主義を弾圧せずに社会主義と融合することも出来たのかなと思いました。
なので、何故このようなことが出来なかったのか、それとそもそも社会主義と国家主義の違いもよく理解出来ていない気がするので教えていただきたいです
長くなってすみません。よろしくお願いします!

回答

国家主義=国が推奨する考え なら、資本主義で多くのお金を稼いで多くの税金を払ってもらうことを国が推奨していれば、資本主義が国家の考えだということになります

Koma

社会主義が上手くいかなかった要因は上手く説明できないですが、労働者の頑張りに応じてお金やモノを得られるシステムではなく、全員一律に物資が配給される感じだったので労働者のモチベーションが下がってしまい、生産が上手くいかなったことで機能しなかったんだと思います(工場や会社は国営)

ちなみに、日本は世界一の社会主義国だと言われることもあります。自由な経済活動ができ、労働者のモチベーションが下がらず、どんどんモノを作って、お金を稼げました。その上で、ほぼ全国民が所得差に関係なく、定年まで働いたら年金がもらえる、健康保険がある(入院でお金がかかっても、一部分だけ支払えばいい)環境で比較的格差が小さく平等感がありました。一億総中流という言葉もあり、社会主義のように平等だけどある程度豊かに暮らせるシステムでした。(1990年代以降はそうも言えない部分も出てきましたが...)

Koma

ある意味、社会主義と一番融合できたのは日本だったのかもしれませんね

ゲスト

ありがとうございます!

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