化学
高校生
解決済み

(2)の問題でI²:Na2S2O3=1:2になる理由を教えてください

思考実験 174. 酸化還元反応 ヨウ素とチオ硫酸ナトリウムは,次式のように反応する。 12+2Na2S2O3 2NaI+Na2S406 → (D ヨウ素が溶けているヨウ化カリウム水溶液を, 0.10mol/Lのチオ硫酸ナトリウム水溶 (9) 液で滴定したところ, 終点までに8.0mL を要した。 TORCH (1) この滴定で用いる指示薬の名称と、終点前後における溶液の色の変化を記せ。 (2) このとき反応したヨウ素の物質量は何molか。 99
174. 酸化還元反応 解答 (1)指示薬: デンプン水溶液, 変化: 青紫色 無色 2) 4.0×10 -4 mol 解説 (1) ヨウ素を含むヨウ化カリウム水溶液は褐色を示す。 これ チオ硫酸ナトリウム Na2S2O3 水溶液を加えていくと, ヨウ素が無色の ヨウ化物イオンになるので, 溶液の色がうすくなっていく。溶液の 色が淡黄色になった時点でデンプン水溶液を加えると, 残ったヨウ素に よってヨウ素デンプン反応がおこり、溶液が青紫色を呈する。溶液中 ヨウ素がすべて反応すると,この青紫色が消えて無色になる。 8.0 0.10mol/L× ・LX・ 1000 (2)反応式から,1molのNa2S203 は 1/2molのI2 と反応することがわ かる。 したがって, 求めるヨウ素の物質量は,次のように求められる 11/1/= =4.0×10-4mol Na2S2O3 の物質量 175. 酸化剤と還元剤の強さ 10 ① 淡黄色が無色になる変 化は観察が難しい。 また, ヨウ素が多く残っている 段階でデンプン水溶液を 加えると, 青紫色が消え にくくなる。 ② 化学反応式の係数比か ら、次式が成り立つ。 I2: Na2S203=1:2 したがって, I2 の物質量= Na2S2O3 の物質量×- 1 2

回答

✨ ベストアンサー ✨

与えられた反応式から、ヨウ素(I₂)とチオ硫酸ナトリウム(Na₂S₂O₃)の反応比は1:2であることがわかります。

反応式:
 I₂ + 2Na₂S₂O₃ → 2NaI + Na₂S₄O₆
この式を見ると、ヨウ素1分子に対してチオ硫酸ナトリウムが2分子反応していることがわかります。
したがって、I₂ : Na₂S₂O₃ = 1 : 2 となります。

補足
この反応は、ヨウ素滴定と呼ばれる酸化還元滴定の一種です。ヨウ素滴定は、酸化還元反応を利用して、溶液中のヨウ素の濃度を測定するために用いられます。
ヨウ素滴定では、ヨウ素がチオ硫酸ナトリウムによって還元される反応を利用します。この反応において、ヨウ素は酸化剤として働き、チオ硫酸ナトリウムは還元剤として働きます。
反応式からわかるように、ヨウ素1分子を還元するためには、チオ硫酸ナトリウムが2分子必要です。この反応比は、ヨウ素滴定における重要な概念の一つです。

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