回答

(1)P(x,y)とする(三平方の定理)
AP²=(x+1)²+y²、BP²=(x-1)²+y²
∠APB=90°ならば、AB²=AP²+BP²を満たすから、
AB²=AP²+BP²
⇔ 2²=(x+1)²+y²+(x-1)²+y² 整理すると
⇔ x²+y²=1
よって、Pは原点を中心とする半径1の円周上のどこかに位置している。
-----(補足)-----
(1)の解答は、これで終了で良いのですが、もっと正確に示すと、
Pが(1,0)、(-1,0)のときは∠APBを定義できませんので、
Pは(1,0)、(-1,0)以外の円周上にあることが分かります。

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(2)点Pが原点を中心とする半径1の円周上にあるとき、(1)の補足の通り、
∠APB=90°を満たさない場合(Pが(1,0)、(-1,0)のとき)があります。
よって、
点Pが原点を中心とする半径1の円周上にあるからといって、
∠APB=90°を満たすとは限らない。

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(参考)必要条件・十分条件
A(=1,0)、B(1,0)のとき、
・X:∠APB=90⁰である
・Y:Pは原点を中心とする半径1の円周上にある
とするとき、「XならばY」であるけれど、「YならばX」ではない。
という問題になっています(「Y⇔X」ではない)。

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