> (2)で、なぜ(1)に1を足しているんですか?
(2)では、1回目に6が出たら2回目を振りません
よって、1回目に6が出たら、6点が確定します
したがって(1)の表の最下欄の6マスはすべて6になります
これにより6点となる確率は
5/36 + 6/36 = 5/36 + 1/6
となります
すると期待値は(1)では6点×5/36だった部分が
6点×(5/36 + 1/6)になります
よって、期待値は(1)よりも1だけ増えます
>(2)と(3)の私の解き方はなぜ間違えているのか
(2)間違いは分母を勝手に30としているところです
場合分けしても分母は依然として36のままです
たとえば、(1,1)となる確率はもともと1/36です
ところが場合分けした途端、
(1,1)となる確率が1/30になったことになります
これはおかしいです
36通りの結果が同様に確からしいのであって、
これを30と6に分けて「30分の何+6分の何」
として確率を求めてよい必然性がありません
その理屈が正しいなら、究極的には1+1+…+1に分けて
「1分の何+1分の何+…」として
確率を求めてよいことになります
もちろんこれは1を超えるので成り立ちません
確率の時点でおかしいなら、
期待値を求めるにおいても成り立ちません
(3)よく見ていませんが、上と同様の間違いでしょう