回答

左からの反応も右からの反応もどちらも起こるのが可逆反応です。化学平衡はその左右の反応が見かけ上相殺される場所のことで、ルシャトリエの原理によって平衡の移動が説明できます。ルシャトリエの原理によると、平衡は濃度・圧力・温度を変化させるとそれを打ち消す方向に平衡が移動します。
1ではI2の濃度が減ったためそれを打ち消すように右向きの反応が強くなり、平衡は右に移動します。
2ではN2の濃度が増加したためそれを打ち消すようち右向きの反応が強くなり、平衡は右に移動します。
3では圧力が上がったため減圧する方向、つまり物質量が少なくなる方向である右向きの反応が強くなり、平衡は右に移動します。
4では触媒を加えても左右の反応が活発になるだけで、結局相殺されるので平衡は移動しません。

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