まず関数と方程式の違いを言っておきます。
関数にはそもそも解というものはありません。xをy=f(x)の対応にしたがって送られたyがただ1つに定まる時、yはxの関数であるといい、その(x,y)の組をグラフにしています。そして方程式f(x)=0の方程式を解くにあたって、y=f(x)という関数におけるy=0になるようなxを求めることであり、すなわちx軸との交点が解になります。図示することで色々と考えやすくなります。しかし実際解こうと思ったら解の公式を使ったり因数定理を使ったりして求めるしかないです。ただ、解の配置問題や実数解が何個あるかを知るだけなら具体的な解は必要なくどこにあるのか、何点交わるのかを調べれば良いです。つまり、グラフの形や場所がどこにあるかを知る必要がありそこで複雑な関数は微分して概形を求めることがよくあります。
では写真について、まず1枚目は何を言っているかというと、3次関数f(x)のf'(x)=0の解の個数によってグラフの形が違うということを表しています。普通に増減表書けば分かることですが事実として知っておいた方がいいでしょう。つまりf'(x)=0の解の個数の話なのでf(x)=0の解の配置には関係していません。もちろんy=f'(x)のグラフを書けばx軸との交点に対応します。
2枚目はそのまま三次方程式f(x)=0の解の個数問題なので、y=f(x)のグラフのx軸との交点が1つになるようなグラフを考えれば良いです。
補足
本当に大雑把な説明ですが、
方程式:解を持つ式
関数:ある値が決まったら他の値も決まる式
って認識を持っていればとりあえず大丈夫です