数学的に正しくはないかもしれませんが、少し具体例を出して個人的な考え方をお示しします。「りんごである」ことと「果物である」ということを考えてみます。「りんごである」ならば「果物である」という文章は正しいです。これは果物のグループの中にりんごがあるからです。このように「果物である」ことは「りんごである」ために必ず満たしていなければいけない条件(必要条件)です。逆に「果物である」ならば「りんごである」という文章は成り立ちません。これは果物のグループの中にりんご以外の果物があるからです。ここで「りんごである」ことは「果物である」ことを十分満たした条件(十分条件)です。さらに抽象化すると、(緩い条件)とその中の(厳しい条件)を考えます。(緩い条件)は(厳しい条件)の必要条件であり、(厳しい条件)は(緩い条件)の十分条件であるといえます。全く関係のない2つの条件や重なる部分があるだけの条件(「テストで20点以上である」ことと「テストで80点以下である」ことなど)では言えません。
理解の一助になれば幸いです。
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