5 図1は,ある地域の地形図である。図
2は、図1の地点A~Cのボーリング調
査の結果をもとに, それぞれの地点の地
ちゅうじょうず
層のようすを柱状図で表したもので,地
点Aの真東に地点 B, 真南に地点Cがあ
り,地点Bの真南に地点Dがある。 地層
Pにはサンゴの化石が見られた。 1~5
の問いに答えなさい。 ただし,この地域
たいせき
の地層は連続して堆積しており, 東西南
かたむ
北のいずれかの方位に一定の角度で傾い
だんそう
ている。 また, 断層やしゅう曲, 地層の
ぎょうかい
上下の逆転はなく、この地域にある凝灰
がん
岩の層は一つであることがわかっている。
1
地点A, Cのボーリング調査で見ら
せっかいがん
れる石灰岩のように、 地層の堆積物が
長い年月の間におし固められてできた
岩石を,一般に何というか, その名称
を書きなさい。
地表からの深さ m
地点A
地点C
5
10
[m] 15
20
A
(5)
IVVV
VVV
C
75m 70m
P
IVVV
図2
65 m
C
■地点B
VVV
[VVV]
●地点D
60m
※数値は標高を示す。
55 m
泥岩の層
5 図3は,地点Dの地下の地層のようすを柱状図で表そうとしたものである。
地点Dでは,凝灰岩の層はどこに見られると考えられるか。 凝灰岩の層が見
られる位置を,解答用紙の図に、図2の凝灰岩の層を示すモデルを用いて表
しなさい。
D
砂岩の層
石灰岩の層
VVV 凝灰岩の層
IVVV
ASEB CHA+B
2 石灰岩にうすい塩酸をかけるとどうなるか。 そのときの石灰岩の反応を簡潔に書きなさい。
サンゴの化石
3 下線部について, 地層Pについて述べた文として最も適当なものを,次のア~エから一つ選び、
その記号を書きなさい。
かんきょう
ア
ア
下線部から,地層Pが堆積した当時の環境はあたたかくて浅い海であったと予想できる。 こ
のような, 地層が堆積した当時の環境を知る手がかりになる化石を, 示準化石という。
しじゅん
イ 下線部から, 地層Pが堆積した当時の環境は河口付近や湖であったと予想できる。 このよう
な地層が堆積した当時の環境を知る手がかりになる化石を, 示準化石という。
ウ 下線部から, 地層Pが堆積した当時の環境はあたたかくて浅い海であったと予想できる。 こ
のような, 地層が堆積した当時の環境を知る手がかりになる化石を, 示相化石という。
しそう
Ⅰ 下線部から, 地層Pが堆積した当時の環境は河口付近や湖であったと予想できる。 このよう
な地層が堆積した当時の環境を知る手がかりになる化石を, 示相化石という。
4 この地域の地層は,どの方位が高くなるように傾いているか。 最も適当なものを、次のア~エ
から一つ選び、その記号を書きなさい。
ア東
西
ウ 南
I t
地表からの深さ mm
[m]
図3
0
5
10-
15
20
D