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質問されてから時間がたちましたが、教えましょうか?
基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中和する。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
『溶液に含まれる酸の物質量×価数=溶液に含まれる塩基の物質量×価数』
これを言い換えると
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
酸のそれぞれのモル濃度をx[mol/L]とする
(a)
今回用いた酸は塩化水素で、塩化水素の価数は1価、塩化水素のモル濃度はx[mol/L]、使用した塩化水素の体積は10mLですよね。
また、今回用いた塩基は水酸化ナトリウムで、水酸化ナトリウムの物質量を聞かれているから、塩基の水酸化物イオンの物質量は、塩基の物質量×価数で求めようと考える。
今回必要な水酸化ナトリウムの物質量を◻️molとする。
これを中和の関係式に当てはめると、
1×x×10/1000=◻️×1
◻️=0.010x
すなわち(a)で必要な水酸化ナトリウムの物質量は0.010x
同様に、(b)で必要な水酸化ナトリウムの物質量は0.010x
(c)で必要な水酸化ナトリウムの物質量は0.020x
※(c)硫酸は2価であることに注意
よって答えは②
分からなければ質問してください
覚えるのは『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』になった時に中和する、ということ。
酸の水素イオンの物質量が酸の物質量×価数やa×c×v/1000で表せる理由が分からなければ質問してください。
お願いしますm(_ _)m