数学
高校生

この写真の問題の(2)についてなのですが、(1)の「2解が共に1より大きい」という時は写真のように、
[f(1)の符号(精構①)]、[軸aの取りうる範囲(精構②)]
[頂点のy座標(精構③)]の3つの不等式の共通範囲からaの答えを求めていることは、わかるのですが、なぜ、(2)のときは、軸aの取りうる範囲(精構②)と頂点のy座標(精構②)なしでaの範囲が求まるのですか?

40 2次方程式 2-2ax+4=0 が次の条件をみたすようなaの範 囲をそれぞれ定めよ . (1) 2解がともに1より大きい。 (2) 1つの解が1より大きく, 他の解が1より小さい. (3) 2解がともに0と3の間にある. (4) 2解が0と2の間と2と4の間に1つずつある。 解の条件を使って係数の関係式を求めるときは, グラフを利用しま す。その際、グラフの次の部分に着目して解答をつくってい ① あるxの値に対するyの値の符号 ② 軸の動きうる範囲 ③頂点のy座標 (または, 判別式) の符号 このように,方程式の解を特定の範囲に押し込むことを「解の配置」といい、 グラフを方程式へ応用していく代表的なもので,今後,数学ⅡBへと学習が すすんでいっても使う考え方です。 確実にマスターしてください. 解答 f(x)=x²-2ax+4 とおくと, f(x)=(x-α)2+4-a² よって, 軸はx=a, 頂点は(a, 4-α²) (1) f(x)=0 の2解が1より大きいとき 精講 y=f(x)のグラフは右図のようになっている. よって,次の連立不等式が成立する. (1)=5-2a>0 【精講① 精講 ② ■精講③ 次ページ右上の a>1 4-a² ≤0 a</かつ<aかつ 「a≦-2 または 2≦a」 右図の数直線より、2≦a< 2 -2 1 a 1 y=f(x) x ---4-a² 1 25 18
注 「異なる2解」 とかいていないときは重解の場合も含めて考えます。 | (2) f(x)=0の1つの解が1より大きく,他の解 が1より小さいとき, y=f(x)のグラフは右図. よって,f(1)=5-2a<04> 注 この場合, 精講②, ③は不要です. (3) f(x)=0の2解がともに0と3の間にあると き, y=f(x)のグラフは右図. よって,次の連立不等式が成立する. f(0)=4>0 f(3)=13-6a>0 0<a<3 4-a²≤0 よって, a<- 13 下図の数直線より、2≦a <- 6 -2 精講① ポイント C 精講① 精講② 精講③ 1 かつ 0<a<3かつ「a≦-2 または 2≦a」 13 6 2 133 a (4) f(0) > 0, f(2)<0, f (4) > 0 が成りたつので f(0)=4>0~ 5 f(2)=8-4a<0 よって、2<a<2 lf (4)=20-8a> 0 解の配置の問題はグラフで考える 0 54 79 y=f(x) y=f(x) 3 x --4-a² y=f(x), 4x 第2章
二次関数

回答

⑵の問題はは軸が1より大きい時でも1より小さい時でも「一つの解が1より大きく他の解が1より小さい」
となる場合があるので軸の位置は関係ない。
精講③がなくてもいい理由は、この二次方程式は下に凸のグラフになるのでf(1)<0となれば確実に異なる2つの解を持つからです。

たたた

仮に精構②.③を考えても結局、答えは同じですか?

マック堺

同じになりますが精講②は軸の範囲なのでこの問題の場合は②はどうしても使えないと思います。

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