✨ ベストアンサー ✨
もちろん、可能の意味になる場合もありますが、今回のように受身などの別の意味になる場合もあるので、「必ず受け身になる!」とは断定できません。(これが古文の難しいところですが…)
解決策は、【文脈で判断しろ】というやつです。
心を澄まして、全く世の中の出来事に【ほだされず】。
「ほだす」は束縛するといった感じの意味なので【ほだされず】は
受身なら「束縛されない」
可能なら「束縛することができない」
尊敬なら「束縛なさらない」
自発なら「自然と束縛されず」
の4通りが考えられます。
(※自発は「思ふ」等の感情を伴う動詞とよく使われるので、今回は明らかにおかしいです。)
訳で考えると「出来事【に】」の【に】が大切です。受身でとれば、「主語(弄玉)が出来事に束縛されない」となり、文脈にも合います。
例:昨日、弟に蹴られた。(この【に】も同じはたらきをしています)
その他の3通りは、「主語(弄玉)が出来事に束縛する(?)」という旨の意味不明な文章になってしまいます。
助動詞の識別は文章を読む際にとても重要なので、日々コツコツ古文に慣れておいた方が良いと思います!
識別方法が必ずしも当てはまるわけではないのですね!驚きました。
ほだす=束縛する→弄王は束縛される方だから受け身、ということですね!
本当にありがとうございました。