✨ ベストアンサー ✨
いろいろ、整理できていないみたいなので、説明します。
とりあえず、水酸化ナトリウムの価数は1、シュウ酸の価数は2ですよ。
やり方1 中和だから中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』を用いる方法
基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中和する。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000 ・・・①
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
今回用いた酸は、シュウ酸で、シュウ酸の価数は2価、シュウ酸のモル濃度は8.00×10^-2mol/L、
使用したシュウ酸の体積は10.0mLですよね。
また、今回用いた塩基は水酸化ナトリウムで、水酸化ナトリウムの価数は1価、水酸化ナトリウムの濃度は不明、使用した水酸化ナトリウムの体積は7.20mLですよね。
これを①に当てはめると、
2×8.00×10^-2×10.0/1000=1×◻️×7.20/1000
◻️=約0.222
よって、測定に用いた水酸化ナトリウム水溶液の濃度は0.222mol/L
分からなければ質問してください
覚えるのは『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』になった時に中和する、ということ。
酸の水素イオンの物質量がa×c×v/1000で表せる理由が分からなければ質問してください。
続く
ありがとうございます!!やり方2のシュウ酸って8.0×10^-4molですか、、?
そうです。すいません
ありがとうございます!助かりました🙇♀️
やり方2 中和とか関係なしに、化学反応式から求める方法
化学反応式は、H₂C₂O₄+2NaOH→Na₂C₂O₄+H₂Oだから、
化学反応式の係数の関係から、1molのシュウ酸は2molの水酸化ナトリウムと
反応することがわかる。
今回使用したシュウ酸は何molですか?
8.00×10^-2mol/Lのシュウ酸を10.0mLだから、
8.00×10^-2×10.0/1000=8.00×10^-3mol ←分からなければ質問してください
ですよね。
化学反応式の係数の関係から、1molのシュウ酸は2molの水酸化ナトリウムと
反応するから、8.00×10^-3molのシュウ酸は1.60×10^-2molの
水酸化ナトリウムと反応することがわかりますよね。
今回の水酸化ナトリウム水溶液のモル濃度は◻️mol/Lで使用したのは7.20mLだから、
今回使用した水酸化ナトリウムは◻️×(7.20/1000)[mol]と表せますよね。
これが、1.60×10^-2molだといいから、
1.60×10^-2=◻️×(7.20/1000)
分からなければ質問してください
やり方1は中和だとわかっている場合しか使えません。
だって、中和の性質を利用した方法だから。
一方、やり方2は中和だろうと、何だろうと使えます。
だって、中和の性質を用いてないから。
とにかく化学反応式を書けば求まるということです。