物質が水に溶けるようすを調べるために, 次の実験1,2を行った。 100
90
g 80
の
70
この実験について, あとの問いに答えなさい。ただし, 右の図は,
塩化ナトリウムと硝酸カリウムがそれぞれ100gの水に溶けると
きの,水の温度と質量の関係を表したものである。また, 異なる物
質を同時に同じ水に溶かしても,それぞれの物質の溶ける量は変わ
らないものとする。
水
60
溶
50
しょうさん
硝酸カリウム
る 40
物
質 30
の 20
質
豪10
[新潟)
一塩化ナトリウム
実験1 20℃の水が10gずつ入っている試験管A. Bがある。試験管(g] o
10 20 30 40 50
水の温度(C)
Aには塩化ナトリウム5gを,試験管Bには硝酸カリウム5gを入れ,
それぞれの試験管をときどきふり混ぜながら加熱し, 水溶液の温度を 40℃に保った。
実験2 50℃の水が100g入っているビーカーCに, 硝酸カリウム40gと塩化ナトリウム10gを
入れ,50℃に保ちながらかき混ぜたところ,全部溶けた。その後, ビーカーCの水溶液の温度
を50℃からゆっくり下げていくと, 結晶が出はじめた。さらに,水溶液の温度を20℃まで下
げると,多くの結晶が出てきた。
(1)実験1について,水溶液の温度が40℃のとき、 試験管Aに入れた塩化ナト リウムと,試験管
すいようえき
けっしょう
に
Bに入れた硝酸カリウムはそれぞれどのようになったか, 最も適当なものを,次のア~エから
1つ選び,その記号を書きなさい。
ア 塩化ナトリウムと硝酸カリウムは, どちらも全部溶けた。
イ 塩化ナトリウムは全部溶けたが、硝酸カリウムは溶けきれず少し残った。
ウ 塩化ナトリウムは溶けきれず少し残ったが,硝酸カリウムは全部溶けた。
エ塩化ナトリウムと硝酸カリウムは,どちらも溶けきれず少し残った。
2実験2の下線部分について, 次の問いに答えなさい。
の結晶が出はじめたときの水溶液の温度として、最も適当なものを,次のア~エから1つ選び。
文の
その記号を書きなさい。
1]
ア 22℃
2水溶液の温度を 20℃まで下げたときに出てきた結晶には、塩化ナトリウムは含まれていた
イ 26℃
ウ 33℃
エ 39℃
ふく
かった。その理由を,「20℃の水100g」という語句を用いて書きなさい。