物体がふれ合う面積と圧力の関係を調べるために,下の実験を行った。ただし,このスポ
ンジのへこむ深さは, 圧力の大きさに比例するものとする。
【実験】ふたのついた直方体の容器に砂を入れ, 全体の重さを6.0N とした。図1から図2の
ようにして,容器をスポンジにのせたときのスポンジのへこむ深さを調べた。このとき,
容器がスポンジとふれ合う面積は50cm?であった。次に, 図3のように, 容器の向きを変
えてスポンジとふれ合う面積を150cm?にし, スポンジのへこむ深さを調べた。
2
図1
図2
図3
机
foom
1000m
(30%) [1) 図2において, スポンジが容器から受ける圧力は何N/mか求めなさい。
(2) 図3において, 図2と同じ深さだけスポンジをへこませるには, 容器全体の重さを何N
46%
にすればよいか求めなさい。
つく
(9%)(3) 容器の重さによって圧力が生じるように,空気の重さによっても圧力(大気圧)が生じる。
机上にはたらく大気圧の大きさは,容器(6.0N)を図3の置き方で, 机上に何個積み重
ねたときの圧力の大きさと等しくなるか。この大気圧を1012hPaとして求めなさい。
く長野県)
2輪ゴムを図2のようにさらにのばしたとき, 輪
ゴムに生じた変化とは, ①長さが長くなること,
の太さが細くなること, ③張りが強くなること,
の3つである。このうち, 音を高くするのは,
のとのの変化である。 ①の変化は, 音を低くす
の,0.01 (m2] +0.0025 [m?] =4 [倍]
から凸
この問題では実際の圧力を求めるわけではない
ので、面積の計算を行わずに, 辺の長さが板A
は板Bの2倍より,面積は4倍としてもよい。
て焦点
中心に
D, ②
つばし
える。
設問文に,「輪ゴムの「~が·…なること。」 の形
で簡潔に書くこと」という解答条件があるので
条件にしたがって解答すること。
2 (1) 図2のとき,容器がスポンジとふれ合う面積
は50cm?= 0.005m?, 容器全体の重さは6.0N
なので、スポンジが容器から受ける圧力は、
6.0 [N) - 0.005 [m] = 1200 [N/m?]
(2) 図3は、容器がスポンジとふれ合う面積が
る変化である。
図2の3倍になっているので, 同じ深さだけス
ポンジをへこませるには, 容器全体の重さを3
圧力
本冊
P.15
倍にすればよい。
解答
(3) 1hPa= 100Pa=100N/m?より。
1012hPa=101200N/m2である。 面を垂直
におす力をcNとすると.
x (N] - 0.015 [m] = 101200 [N/m?]
x= 1518 (N) よって, 机上にはたらく大気
「板A
圧の大きさは、6.0Nの容器を.
1518 [N] - 6.0 [N] =D 253 [個] 積み重ねた
ときと等しくなる。
(2) エ
2 (1) 1200N/m? [2] 18N [3] 253個
水圧と浮力
本冊
P.17
解説
解答
(1) 図2のようにペットボトルを立てたとき、
「水を入れたペットボトルにはたらく重力 (5N)」
1エ
2 (1) ①ア ②ウ (2)0.3N
と「ペットボトルが板Aから受けるカ」はつり
合っている。つり合っている2力の大きさは等
しく、力の向きは逆向きなので, 板Aとペット
ボトルが接するところの中心を作用点として
長さが5目もり分の上向きの矢印をかけばよい。
(2) 圧カ=面を垂直におすカーカがはたらく面
積 をもとに考える。面を垂直におす力は, ペッ
トボトルにはたらく重力 (5N) なので, 板Aを
置いたときも板Bを置いたときも同じである。
よって, 力がはたらく面積を比べればよい。 板
Aの面積は0.10× 0.10=0.01 [m3], 板Bの面
積は0.05×0.05=0.0025 [m3] である。 よっ
解説
1A. Bの船はどちらも浮いているので, 船には
たらく重力と浮力はつり合っている。よって,
重力の大きさ(重さ)と浮力の大きさは等しく
なるので、WA= FA, We=Feが成り立つ。ま
た,BはAよりも荷物をたくさん積んでいるの
でWA<Wa, BはAよりも沈んでいるため,Z
中にある部分の体積が大きいのでFA<FaがF
り立つ。物体全体が水中にあるときは, 重力
大きさく浮力の大きさ となると物体は浮か
が、物体が浮かんでいる場合は, 重力の大き
=浮力の大きさ が成り立つことに注意する
て,板Bを置いたときに脱脂綿にはたらく圧力
は,板Aを置いたときに脱脂綿にはたらく圧力
2(1) グラフ2で, xが4cmになるまでは、
ありがとうございます🙇🏻♀️