日清戦争後、日本では機械制生産による綿糸生産が急増した結果、輸出量が輸入量を上回るほどになりました。しかし、綿糸を生産する紡績業は原料の綿花をインドなどから輸入し、紡績機械もイギリスから輸入しています。つまり、綿糸の生産量が伸びれば伸びるほど、原料や機械の輸入が増えることになります。インド(イギリスの植民地)もイギリスも貿易の取引は金でおこなっていますから、日本は、銀本位制を続けるより、欧米に合わせて金本位制をとった方が貿易をするのに都合がよかったために金本位制を採用したのです。
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