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背理法気持ち悪いっスよね

√5が無理数でない、すなわち有理数であると仮定すると(無理数の逆は有理数)
√5は1以外に正の公約数を持たない自然数m,n(=互いに素:二つを使って分数にした時、それ以上約分できないという意味)
を使って、√5=m/nと表される(有理数=分数で表せる だからmとnを使ってとりあえずこう表しておく)
この式の両辺を平方(2乗)
して分母を払うとm❷=5n❷ ………①(√5=m/nを両辺2乗して5=m❷/n❷、両辺にn❷を掛けて5n❷=m❷)
となり、m❷は5の倍数である(m❷=5n❷でnは自然数だから5n❷は5の倍数。5n❷とm❷はイコールでつながっているからm❷も5の倍数)
したがって、mも5の倍数となるから(問題文にn❷が5の倍数ならばnは5の倍数であることを用いて良いって書いてある)
自然数kを用いてm=5kと表される(kは自然数で、mも5の倍数だから)
これを①に代入すると(式①のmのところに5kをおくと、(5k)❷=25k❷)
25k❷=5n❷,n❷=5k❷(両辺を5で割った)
となり、n❷が5の倍数であるから、nも5の倍数となる。(kは自然数だから5k❷は5の倍数。5k❷とn❷はイコールでつながっているからn❷も5の倍数。そして問題文にn❷が5の倍数ならばnは5の倍数であることを用いて良いって書いてある)
したがって、mとnはともに5の倍数であり、1以外に正の公約数を持たないことに矛盾する(二つを分数にしたらそれ以上約分できないはずなのに、mもnも5の倍数だからこれでは5で割れてしまう。だからおかしい)
よって、√5は有理数ではなく無理数である(上で√5が有理数だったらおかしなことになることが証明されたので、√5は有理数ではないってことが分かる。数字は必ず有理数か無理数のどちらかだから、√5は消去法で無理数ってことになる)

以上!お疲れ様でした。
分からないことがあったらご質問などどうぞ。

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実数には無理数か有理数しか存在しないので(これ重要)、‪√‬5が無理数で有ることを証明することは‪√‬5が有理数で無いことを証明する事と同値です。‪√‬5を無理数で有ることを直接的に証明するのは難しいので背理法を使います。今回は有理数は既約分数で必ず表せるのでそこから矛盾を導きます。結果的に分母が5の倍数になって矛盾となりますが、こんなの初見では思いつくわけないです。なので、定期テストなら解答悪暗記もありです。受験なら背理法はよっぽど典型的な問題じゃない限り捨て問の難易度になります。背理法ははっきり言って高校数学で1番難しいです。なぜなら背理法は確かに矛盾が出てくるんですが、その問題の本質をついて解いた(直接法)わけでは無いので後味が悪いんですよね...なので、大体の解法は暗記した方が良いと思います。あと難しいのは整数と空間図形かな...数1Aは高校数学の最難関分野なので頑張ってください...

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