回答

✨ ベストアンサー ✨

普通に係数を考えるのは、この場合難しいです😅
銀鏡反応、フェーリング液の還元は酸化還元反応なので、酸化剤、還元剤の半反応式を書いて、最終的な反応式を考えるとよいでしょう。
考え方を載せておきます。半反応式の作り方は理解しているという前提で書かせてもらってます。もしわからなければ、詳しく説明しますので言ってください😊

もともと

+1.+3はなんですか?

2H+はどこからきましたか?
普通の反応式の作り方は分かっていますがなんでOH-を出すのなど細かいところがわかりません🙇‍♀️

もともと

NH3をOH-の代わりに足すのはだめですか?

まろん

+1,+3はカルボニル基(C=O)の炭素の酸化数です。アルデヒドがカルボン酸に酸化される際に、何電子捨てたのかを知るために書いてます。酸化数が2増加しているので、2電子(2e⁻)捨てたと判断できます。
2H⁺はどこからというか、半反応式の作り方に従ってマニュアル的に考えたら出てくるものです。念のため、半反応式の基本的な作成方法について説明します。

半反応式の大まかな作り方の流れは、
①酸化剤(もしくは還元剤)と反応後の姿を→で結ぶ。
ここでは、アルデヒドとカルボン酸を→で結んでます。
RCHO → RCOOH

②酸化数の変化に見合うだけのe⁻の出入りを書く。
ここでは、2e⁻を捨てているので、右辺に2e⁻を書きます。
RCHO → RCOOH + 2e⁻

③左辺と右辺の電荷の総数を合わせる。(電荷が足りない方に足りるまでH⁺を加える)
ここでは、左辺の電荷の総数は0、右辺の電荷の総数は-2です。
右辺は左辺に比べて電荷が2足りないので、2H⁺を右辺に足して、右辺の電荷=0にします。
RCHO → RCOOH + 2H⁺ + 2e⁻

④左辺と右辺の原子数を合わせる。(原子が足りない方に足りるまでH₂Oを加える)
ここでは、左辺は右辺に比べて水素原子2個、酸素原子1個が足りないので、H₂Oを左辺に足します。
RCHO + H₂O → RCOOH + 2H⁺ + 2e⁻

これで一応、半反応式は完成です。
ただし、今回はアルカリ性条件(OH⁻たっぷり)で反応させているので、右辺のH⁺はOH⁻と結合してH₂Oにならないとおかしいです。
また、カルボン酸RCOOHはOH⁻と反応して、RCOOH + OH⁻ → RCOO⁻ + H₂Oの中和反応が起こるはずです。
これらを考慮して両辺にOH⁻を加えています。

OH⁻の代わりにNH₃を足すのはダメかということですが、ダメということはないかもしれませんが、かなり複雑に考えないといけなくなると思います。シンプルにアルカリ性だからOH⁻を足すと考えた方が簡単だと思います。

もともと

丁寧な解説本当にありがとうございます✨🙇‍♀️

もともと

マロンさんのここの文章はどこからわかるのですか?

もともと

どうしてここが2e-なのですか?

4e-ではないのでしょうか?

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回答

アルカリ性の溶液中にカルボン酸があれば、電離してイオン型になるという考え方です。
すみません、答えになってますか?💦

まろん

銅の酸化数を見ると、+2から+1になっているのでCu1原子あたり電子を1個受け取ったことがわかります。反応式のCuは2原子あるので、計2e受け取ったことになります。

もともと

そういうものだと覚えるしかないですかね😅

分かりました!

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