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f''(x)≧0でなければいけない根拠はどこにありますか?
単調増加(減少)については、逆は成り立ちませんので
f''(x)≧0であればよい、という議論はできないですね
あくまでも、開区間で常にf'(x)>0ならば、閉区間でf(x)は単調増加
と、一方向性だけなので、単調増加してるはずだからf''(x)≧0だと結論づけることはできないかと
f’’(x)≧0 ならばf’(x)は単調増加、f’(0)=0 なのでf’(x)≧0 となる
f’(x)≧0 ならばf(x)は単調増加、f(0)=0なので単調増加となりf(x)≧0 となる
で、今f(x)≧0が任意の実数xに対して成り立つαを求めたい
これを考えると「この時はf’’(x)≧0 なので〜」と言える気がします
答えを求めているんだからそれ以外が反するのは当然のことじゃないの?と思ってしまいます
例えると 1+1=2、終わり だと思っていたところに、「2以外は適さない よって2」
というのを書けと言われているような気持ちになってしまっています。
よろしくお願いします…
その方向性の議論では成り立つわけですよ
f''(x)≧0⇒f'(x)は単調増加 これはOKです(区間の話は置いときます)
それが、f'(x)は単調増加⇒f''(x)≧0というのは一概には言えないからねっていうのが注意点です。(ほとんどが微分不可の場合なので、見落とすことも多いけども)
これを考えると「このときは、f''(x)≧0なので〜」というのは、ソニンさんが書いてくれた議論を逆にたどっていく主張ですよ
つまり、f(x)は単調増加になってないとアカンから、f''(x)≧0だね
と、主張してることになります。
なるほどです
やっと分かりました
逆が成り立たない時点で、記述上は直接答えのみ求めるということはできないんですね
丁寧にありがとうございました
フォローさせていただきます
すみません、私の解答を付け忘れていました
参考書の解答だと、場合分けが始まるところから下記のようにしました。()内は解答には書いていません
f’(0)=0, f(0)=0より、f’’(x)≧0であればよい x≧0
(単調増加を目指しているイメージ)
-cosx +2α≧0
2α≧cosx ⇦ここでcosxの最大値は1。図を書いた
(任意のxで題意を示さなければならないので)
2α≧1
α≧1/2
これで如何でしょう?