中学校に戻って考えます。
一次関数の式は
y=ax+b
としたと思います。
これを少し変形します。
y-b=ax ①
これと次の式を比べてみます。
y=ax ②
②原点を通る傾きaのグラフになります。
一方①はx軸は変わらずy軸が正の方向にb移動しています。(x=bをx軸と考えると②と同じになることが分かると思います)
つまり②をy軸方向にb移動したものが①になります。
同様なことがx軸方向の移動にも成り立ちます。
したがって一般的に
y=axをx軸方向にm、y軸方向にn移動した直線は
(y-n)=a(x-m)
となります。(展開は省きます)
この考え方は2次関数以上にも成り立ちます。
y=ax²をx軸方向にm、y軸方向にn移動したグラフは
(y-n)=a(x-m)²
となります。(展開は省きます)
3次関数や円の式でも同じです。
これでわかりますか。