回答

✨ ベストアンサー ✨

2番目の写真の1番下の、熱濃硫酸と反応して溶けるというのはあっていますが、その際に発生する気体はSO₂とは限りません。

イオン化傾向がHよりも大きい金属に硫酸を加えると、H⁺と金属との間で電子収受が起こりH₂が発生します。この反応は自然進行する、進行しやすい反応です。
一方、金属に熱濃硫酸を加えると、酸化還元反応によりSO₂が発生する反応もあります。この反応は、熱を加えていることからわかるように、進行しにくい反応です。
ですから、イオン化傾向がHよりも大きい金属に熱濃硫酸を加えた場合は、SO₂が発生するより前にH₂が発生する反応でH⁺が消費されてしまうので、酸化還元反応(H₂SO₄ + 2H⁺ + 2e⁻ → SO₂ + 2H₂O)はほぼ起こらず、SO₂はほとんど発生しません。

以上を踏まえると、bの2つはHよりもイオン化傾向が大きいCuとAgになります。

すみません、訂正です。
bの2つはイオン化傾向が「小さい」CuとAg
の誤りです。失礼しました。

ゲスト。

Hよりもイオン化傾向が大きいか小さいかで発生する気体が変わるんですね!知りませんでした!
ありがとうございます!!
希硝酸、濃硝酸と反応して発生する気体も熱濃硫酸同じような感じですか?

丁寧な説明でとても分かりやすかったです!☆
共通テストの得点すごいです、、、!

同じです!
Hよりもイオン化傾向が大きい場合には単にH⁺供給源として働いてH₂が発生し、小さい場合には酸化剤として働いて希硝酸ではNO、濃硝酸ではNO₂が発生します。

ありがとうございます(^^)

ゲスト。

分かりました!ありがとうございます!!

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