✨ ベストアンサー ✨
近衛文麿の新体制運動で、それまであった労働組合を"お国のため"として組織改称したのが産業報国会です。
簡単に言いますと、労働組合の組織を利用して、お国のため・戦争に勝つためにつくり変えたのが産業報国会です。
"産業で国に報いる"会=組織なので産業報国会といいます。
さて、労働組合というのはいくつも集まって大規模な労働組織をつくっているのは知っていますよね。
今ですと連合というのがあります。
要するに日本中の労働組合の全体連合です。
戦前もそうゆう労働組合の全体連合がありました。
日本労働総同盟といいます。
もろもろの労働組合は本来の労働組合の目的、つまり労働条件の改善や賃金アップを経営者に要求することを辞めて、お国のために戦争に協力するのに変化したので、名前も産業報国会と改めました。
ですから労働組合の連合体も改めましょうということです。
日本労働総同盟を解消して改め大日本産業報国会としました。
労働組合、労働組合の全体連合が新体制運動で解消、あたらしく
・労働組合⇒産業報国会
・日本労働総同盟⇒大日本産業報国会
となりました。
ありがとうございます‼︎‼︎