基本例題 69 クーロ
右の図のように, x軸上の点A,Bにそれぞれ +α,
-g (g>0) の電気量をもつ小球があり,それらの間の距
離は2aである。 小球の半径は αに比べて非常に小さい
とし、また、クーロンの法則の比例定数をkとする。
(1)2つの小球間にはたらく静電気力の大きさはいくらか。
C
+q
-q
a
A
Bx
(2)線分AB の垂直 2等分線上で,x軸よりαの距離にある点Cでの電場の強さEc
を求めよ。 また,その向きを矢印で示せ。
指針 (1) クーロンの法則 「F=k-
9192
22
EA
(2) 点A, Bにある電荷が点Cにつくる電場をそれぞれ
EA, EB とすると Ec=EA+EB
(+1C)
向き
C
Ec
2
解答
調暦 (1) 静電気力の大きさ F=k9.qz=klz
(2a) 2
k-
4a²
(2) AC=BC=√2a であるから
|EA|=|EB|=k-
=
=k-
EB
145°
45°
A(+q)
B(-g) x
(√2a) 2 2a2
図より Ec=2×|EA | cos 45°
POINT
FとEを混同するな
=√2|EA| =
√2kg
2a2
静電気力Fk9192,
電場E=k-
向きは図のようになる。
22